DJと呼ばれて

Twitterで繋がった友達が落ちてたので元気になれそうな曲を教えてあげたらたいそう気に入ってくれたみたいでよかった。嬉しい。教えた曲は自分でも大好きな曲だから余計に嬉しい。

なんだかんだでダンスを辞めてDJと呼ばれるようなことをし出して7、8年が経っている。中二のころに一度機材を揃えたものの、レコードを買うお金がなくてまったく続かなかった。結局またやってるなんて不思議なもんだな、と最近になってよく思う。

ただ、DJをやっている、という自覚はずっとなくて、音楽が好きでレコードをよく買うから呼ばれたらそのレコードたちを持って行って流している、という感覚しかない。最初っからそうだから、最近までずっと「何流したらいいんだろう」とか思いながら回してて、もともと酒もまったく飲めないし、クラブとかパーティーなんて好きじゃないから「何やってんだろうなー俺」なんて思いながら東京でDJしてた。でも音楽とレコードは大好きだから呼ばれればまあやります、みたいに過ごしてた。

そんな俺が初めて「この人のDJはすごい!」と思ったのが君嶋麻里江さんだった。DJと聞いてまず思い浮かぶような「スクラッチ」「曲を繋ぐ」ということをしないのにとにかく聞いてて超楽しい!!そして何よりもやってる本人がめちゃくちゃ楽しそう!!「ダンス?まあやってましたね、昔…」みたいに思ってた俺の怠けきった身体が自然と踊り出してしまう…!「これや!!これがワイの求めてたもんや!!」と思って以来DJの師匠は君嶋麻里江さんだと勝手に思っている。別に関西弁ではなかったんだけどね。

 

あれ?麻里江さんのこと書こうと思ってたわけじゃないんだけどな…でもまあとにかく最高、って書くとちょっと軽いというか的を得てない感じもするけどとにかく超楽しいからいろんな人に聞きに行ってほしいな。

 

あれ?何を書こうとしてたんだっけ…というか書こうとしてたことなんかなかったか。

 

昔はBUMP OF CHIKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONフジファブリックチャットモンチーART-SCHOOLなんかを聞いて小説を読み耽って「俺の理解者はここだけだよう…」なんて思ってたりもしたもんだけど、結局アゲアゲなディスコを聞きながら友達とうぇーい!!って言ってた方が楽しいし生きる気力も湧くってなもんで、そう思うと青春というものがとっくに終了していることを痛感するけどもそんな甘ったれたもんが完全に終了しているのはとても良いことであるな、と思う。まあそう思えるのも自分が両親というかけがえのない存在に絶え間なく愛されて育ってきたおかげであり、そして離れていても近くにいてもなぜだか自分を理解してくれる親友がいるからであって、人生生きていれば嫌ったり嫌われたり好いたり好かれたり得たり失ったり近づいたり離れたりいろいろとあるけども、今すでに手にしているものに感謝しつつ他人にも自分にも期待せず、太陽が出たらどんどん日光を浴びに行くなどしてのほほんと生きていきたいなと思う今日この頃である。

 

ネガティブになるときはだいたい自分か誰かに何かを求めてしまっているよねー。