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Kashif

音楽 日記

メルボルン旅行中に80年代ブギー界の重鎮、Kashifが死んだ。Kashif名義でのアルバムは一枚持っているだけだったけど、自分の超好きな曲が実は彼のプロデュースだったということがそこで判明。まんまとやられていた。Evelyn Champagne KingのI'm In LoveやLove Come Down、Howard JohnsonのSo Fine、Bobby MardisのKeep Onなど。死んだことによって改めて調べてあれこれわかるというのは実に残念なことだ。逆に生きているうちから超好きだったら悲しみも大きくなるかもしれない。でもこれからどんどんKashifのことをディグしていってじわじわと喪失を感じることだろう。

Bobby MardisのKeep Onは本当に本当に好きで、ヤフオクのアラートに登録してあるから出てきたレコードは全部俺が買い取ろうと思っている。ほんでメルボルンに行くちょっと前に二枚目を入手したのでオリジナル先生にあげようと思って持って行った。訃報を聴いたあとに何気なくそのレコードを見たらKashif Musicとクレジットしてあってびっくりした。メルボルンクラブ界のブチ上げクレイジーディスコおじさんEddieに「俺の秘密兵器」といわしめるAnthonyに会えるという日、現場についてまっすぐ彼のプレイ中のブースに入って行くと、いきなりBobby MardisのKeep Onが流れた。俺はブチ上がった。彼も追悼の意を込めて流したのだろう。Kashifが起こした奇跡だった。最高の瞬間だった。ありがとうKashif、お疲れ様Kashif。

孤児院で生まれ育ち、数々の素晴らしい楽曲を残し(彼はWhitney Houstonのデビュー作も作った)、晩年は孤児のサポートや後継の育成にも励んでいた彼の曲を今夜はずっと聴いていたい。