A Strange Arrangement / Mayer Hawthorne
何度聴いても、何度も何度も聴いても、一番好きなアルバムだ。
長いこと折に触れて聴いているけれど、いつも僕をあたたかく包んでくれる。
悲しいだけじゃない、楽しいだけじゃない、優しいだけじゃない曲たち。
A Strange Arrangementは叶わなかった二人の約束の歌。
Just Ain't Gonna Work Outは前向きな別れを切り出す歌。
Maybe So,Maybe Noは片想いかな?両想いかな?キラキラした恋の歌。
Your Easy Lovin' Ain't Pleasin' Nothin'は明るく無邪気な君に翻弄される僕の歌。
I Wish It Would Rainはすべてを雨に紛れさせてしまいたい悲しい歌。
Make Her Mineはあの子が僕のものになればいいな、幸せにするのにって歌。
One Track Mindは我が儘でお金のかかる彼女だけど夢中で仕方ない歌。
The Illsはこの世界に病気のように現れる逆境に負けてはいけないという歌。
Shiny & Newは甘い甘い二人の世界だけの歌。
Let Me Knowは彼女の浮気に気づいている彼氏の落ち着いた歌。
Green Eyed Loveは麻薬のような君に夢中、もしくは麻薬と恋に落ちている男の奇妙な歌。
いろんな歌詞、いろんな曲調があたたかさで一つになっている。
親近感のある楽器たちの音色もまたいいね。
この秋冬もまたよく聴くのだろうな。