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Young,Gifted And Brown / Los Stellarians

「wind」8曲目はYoung,Gifted And Brown / Los Stellariansです。

 

このYoung,Gifted And Brownという曲はもともとJoe Battanという人の曲です。数年前にMayer Hawthorneの配信しているHawthorne Radioで知ってからずっと好きでした。でもJoe Bataanもこの曲も全然有名ではありません。そこを「今聴くと」な感覚で出してきたMayer Hawthorneは流石ですね。というわけで原曲どうぞ。

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on the rainy sunday morning in 1942〜♪という歌い出しがとても印象深い曲です。

ハッ!とか言うから少し和田アキ子を思い出す。

 

そしてLos Stellariansは最近デビューしたカリフォルニアの二人組で、ヴォーカルは311というロックバンドのSAって人、もう片方はRyan Siegelって人みたいです。最近のデビューアルバムの何がすごいって!この曲の他にも!あの!Darondoの!!Didn't Iをカバーしてるってこと!!!むしろDarondoの素晴らしさを伝えたくて始めたぐらいのこと言ってました。

Darondoは70年代にサンフランシスコで活動していたソウルシンガー、そしてピンプ。つまりは売春やドラッグの斡旋なんかで大金を稼いでロールスロイスを乗り回してたイケイケでヤバい人。「もっとモテてえな」みたいな感覚で始めたであろう彼の歌は、地元で当時少し話題になっただけでした。しかし2000年代になってからGilles Petersonに音源を発見されあちこちで再評価されました。Ubiquity Recordsなんかからリイシューやリエディットが出されました。残念ながら彼はその数年後に他界してしまいました。死の直前に急に自分の歌が世界中に広まるなんて、とても素敵ですね。

さあ、男の涙腺を刺激する珠玉のバラード、どうぞ。

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「僕は君を大切にしていなかったかい。できることはすべてやったよ。何でも買ってあげたでしょ。服も車もダイヤのリングも、家だって。なのにどうして離れたいだなんて言うんだい。」なんて歌詞。悲しい。やるせない。

掠れた高い声と低く渋い声の絡み合った独特な歌い方、ギターのカッティング、コーラスにストリングスにオルガン。全部相まって素晴らしいバラードですね。もう何回聴いたかわかりません。寄り添ってくれる優しさのある曲。

一見いろんな意味でヤバそうな彼でも、悩むことは僕たちと一緒なんですね。

僕もオリジナル先生もペケ村も、みんな大好きな曲です。恋をしたことある男なら、心惹かれずにはいられない。

だいぶ脱線してますが、そんな背景でLos Stellaiansの新譜を買ったので2016年最新の曲も入れたいと思い、Young,Gifted And Brownを採用したのでした。