To The Other Man / Luther Ingram

意外な人に読まれていることが発覚したこのブログ、インターネットはすごいですね。タカさん、お元気ですか?いつもお世話になっております、僕です。

インターネットってみなさん知ってますか?なんか世界中の人たちと繋がれる画期的なシステムらしいですよ。仕組みはよくわかんないんですけどね。

さきほどそんなインターネットで長年探し続けていたLuther IngramのTo The Other Manの歌詞が発見されたのでこの興奮をそのままに歌詞をここに残しておこうと思います。Googleで検索しても昔の曲すぎて歌詞を載せてるサイトなんてないんですが、You Tubeのコメント欄で歌詞を載っけてる人を発見しました。インターネットすげー。たぶん5年以上は探してた。長生きしてみるもんですね本当。

一応てきとうな訳でもつけておきます、というか自分がやって残しておきたいだけなんですけどね…

ケイトも見てるかなー。ついに発見したぞー!

 

 

Momma used to take me 'cross her lap,

僕の母は僕をよく膝枕してくれた

She used to whip me with a strap, when I was bad

悪いことをしたらムチで僕を打つこともあった

I didn't know it at the time - that being bad, could lead to crime and now I'm glad

悪い子でいたらそれがいつか大きな罪に繋がると、そのときはわからなかった。だけど今はそんな躾を嬉しく思うよ

'cause she kept me on the double stayed outta trouble

だって彼女は僕を悪いことから早く引き離そうとしてくれていたんだから

Now I understand

今ならわかるんだ

When she said, "Boy you got to give a heck,

「悪いことをしなくちゃいけなかったとしても

promise you'll always give respect to the other man."

いつも相手を尊敬することを忘れないで。約束よ」という彼女の言葉が

When I used to make fun of others,

僕が誰かをからかっているとき

she said "No, not to your brothers" - and that ain't all

彼女は「やめなさい。兄弟にそんなことをしてはいけない」と言った。そしてそれだけじゃなくて

"When someone is feeling low, think of the nicest things you know to make them feel tall."

「誰かが落ち込んでいたらその人が元気になるために自分ができる最善のことを考えなさい」とも言っていた

I'll never forget what momma said

僕は彼女の言葉を一生忘れないだろう

When she kneeled down and prayed

彼女が膝をついて祈りながら呟いた

"Father, guide his hands"

「父なる神よ、彼をお導きください」という言葉も

Put your arms around his neck

君の両腕を彼の首に回して

Make him proud to give respect to the other man

彼が他の人を尊敬できることを誇れるように祈るんだ

Oh but now that I'm a man,

そして、今は僕も大人になった

God has taken my mother's hand but I'll carry on 

神は母を連れて行ってしまったが、僕はまだ忘れてはいない

Though sometimes I'll have to weep

だけどたまには泣かずにはいられないかもしれない

Mother's love I'll always keep 'cause she made me strong

でも僕は母の愛を抱き続ける。彼女が僕を強くしてくれたから

And if I should ever have a son

もしもいつか僕に息子ができたときは

We're gonna have a lot of fun

たくさん楽しいことをしようと思う

And I'll teach him to understand,

そしてこのことを教えるんだ

When I say, "Boy you've got to give a heck

「悪いことをしなくちゃいけなかったとしても

promise you'll always give respect to the other man."

いつも相手を尊敬することを忘れるな。約束だぞ」

And I remember what my momma said

そして僕はまた母の言ったことを思い出すんだ…

 

 

キリスト教の色が濃いですが、いやーやっぱり良い曲ですねー。人生、って感じで。男泣きの一曲!

この曲は当時売れたんですかね?Luther Ingramは相当大御所ですが。

現代でこの曲を聴いてる人はJ DillaのDonutsでサンプリングされたことで知った人がほとんどでしょうね。もちろん僕もそうです。

このDonutsはいわゆるサンプリングミュージックの最高峰であり、未だにこれを超えるものは出てきていない、というかサンプリングじゃマジJ DIlla超えらんねーから生演奏の方でいこうか、ってなって昨今のHIPHOPを経たジャズミュージシャンたちの興隆が生まれたんじゃないかなーと思っているんですよ僕は。


J DillaはこのDonutsを逝去する直前まで病院のベッドで作っていた話はかなり有名ですが、アメリカのAmazonのレビュー欄には、サンプリングしている原曲と使用している歌詞までもを踏まえた超アツいレビューがあるんですが、それはまた別のお話…

Rock With You / Seu Jorge and Almaz

メルボルンにはPBSという良質な音楽に傾倒しすぎているラジオ局があるんですが、ずいぶん前に何気なく聞いていたときにこの曲が流れてきて、途中でMichael JacksonのRock With Youのカバーだって気づいたときの衝撃ったらなかったですね。あまりのマヌケさにずっこけそうになった記憶があります。まあ本当はずっこけそうになんてなってないんですけどね。そこはインターネット上の「クソワロタwwwww」みたいな感じですかね。だいたいみんなそれ打ってるとき真顔ですよね。

 

 

原曲の雰囲気ほとんどないからね。歌詞なかったらカバーってわかんないからね。咀嚼しすぎなんだよね。めちゃくちゃ良いっつーの!!!忘れらんねーわ!

というわけでいつかこのレコードに出会えればいいなと。Now-Againなんですぐ手に入りそうっつーかやっぱNow-AgainというかEgonすごい。

っていうかこのレコード出たときに普通にスルーした記憶があるな…Everybody Loves The Sunshineも入ってるやつだ…ケイトが買ってた記憶がある…

オーストラリアはレコードが超高くてCDはまず売ってないからそろそろiTunes Storeにクレジットカードを登録してしまいそうだ…(今まではギフトカードを買って自制していた)

それにしてもYou Tubeってタダですごいよね。最近毎日そう思ってる気がします。

The Lagerphones

昨日見たバンドが超よかったのでここでシェアします。

The Lagerphones、「ラガフォーンズ」と読むらしいです。買ったCDにカタカナで書いてありました。とても日本好きのようで、まあそこはマネージャーが日本人らしくてその人のディレクションもあると思うんですが、ベースのマーティはわざわざ冬の草津温泉に行くほどの日本好きなんでまあ本当にみんな日本好きなんだと思います。嬉しいですね。(このマーティはOh! Lorettaというメルボルンソウル界の歴史に残る名曲を生み出したSex on Toastのベーシストでもあります。)

このライブ動画でもチラッとやってますが「上を向いて歩こう」とか「スーダラ節」なんかもやってて思わず嬉し泣きって感じです。このリラックスしまくったハッピーな雰囲気がたまんないっすね。ジャズって小難しくしてスノッブな人たちの音楽みたいになりがちだからこういうスタイルはみんなでハッピーになろうぜーってな感じで本当に好き。絶対みんなDuke Ellington超リスペクトの人たちでしょ。

ちょくちょく日本でやってるみたいで、来週あたりから二週間東京で毎日ライブやるそうです。まあ適当に友達と遊び行ってゆるっと聞いてみたら素敵な夜になるんじゃないかなーと思いますね。新しいCDが著作権の関係で流通させてないらしいんでライブ行けばレアCDも買えますよ〜。

 

景気がいいからってのもあるかもしれないけど、オージーは本当に陽気で明るく社交的な人が多いと思いますね。こんな陽気なバンドがパブの裏庭で演奏しててわいわいやってんの最高ですよ。そんなオージーにかかればあの超シリアスなHIPHOPクラシックWhite Lineもどうですか!このマヌケさ!

そしてこのバンドのドラマーはこれまたメルボルンソウル界(そんなもんがあるのかどうかは知らんが)の歴史に残るあの名曲This Girlを生み出したCookin' on 3 Burnersのドラマーということでメルボルンソウル(言い過ぎだ)は今が一番アツいんじゃないかというぐらい追いかけきれないほど盛んです。夏が楽しみだ〜!


誰かみたいになれた人よりも、こういう曲を素直に良いと共感してくれる人の方が俺は好きなんだよな〜。

 

引っ越した

Warragulという街に引っ越してきた。前の家を引き払う時点では次の家が決まってなかったけど次の日にはなんとか新居を決めてその日から飛び込めた。

街の中心地は500mぐらいの道が二本通ってて、その通りの店がこの街のほぼすべてのお店、という状態の田舎街だから新居を探そうにも候補がほとんどないというのには驚いた。隣町は10kmぐらい離れてるしその隣は30km先だしってな具合。まあ一番近いスーパーまで車で一時間、みたいな本当に人里離れたアウトバックに行くのを覚悟してたから全然オッケー。メルボルンにもウィルソンズプロムにも二時間弱で行けるなんて最高だよ。というか二日目にして静かでいいなとか思い始めてるよ。

まあそんなこんなでこの広大なオーストラリアの田舎で奇跡的にも職場まで歩いて行ける距離の家を見つけて、シェアメイトはマジックザギャザリング大好きなオタクオージーと静かで物腰の柔らかい紳士的なスリランカ人で大当たりっぽい。オージーには日本のカレーがうけると聞いたのと自分でも食べたくなったから今日試しに作ってみたら本当に気に入ってくれたようでよかった。人と仲良くなるにはメシと趣味ですね。とても静かな家だしこの街じゃあやることもないので英語の勉強をするときが来たかな、といった感じ。同居人とももっと仲良くなりたいし。あとニワトリを庭で二羽飼ってて毎日卵が産出されてるのもウケる。フレッシュ!

新居の部屋には家具が一切なかったから今日はIKEAに行った。IKEAの家具はもう嫌なんだけど、結局すぐに安く手に入るのは結局IKEAなんだよな。そしてIKEAに一人で行くのは全然楽しくないね。作業。あー、あいつも来てればなー、なんてスチャダラパーのようなことを考えていた。一人なのでホティードーグもアイスクリンも食べなかった。ベッドはGumtreeで見つけた近所のお金持ちから格安で譲ってもらった。絵に描いたようなお金持ちの家でウケた。調度品とはこのことか、と思った。移民を助けてくれてありがとう。寝室に飾ってあった鶴の絵を見せてくれて「これは幸せを運ぶ日本の鳥なんでしょ?」と言われたので「イエース!」と答えておいた、知らんけど。鶴の恩返し?とにかくあの老夫婦に幸あれ。10年保証のマットレスとベッドフレームで70ドルはおかしい。さすがにそんなにこの国にいないと思いますよ…

前の家は家具がもともと全部あって、それはそれで便利なんだけどやっぱりどこか腑に落ちない感じが常にあって、やっぱり自分で一から部屋を作ると非常に落ち着く。完成した部屋に久しぶりに買っておいたサンタマリアノヴェッラのポプリを置いてみたらやっぱこれだな感がすごい。超良い香り超落ち着く。あとはここが日本と3時間ぐらいの距離だったら言うことないんだけどなー。誰か住まないかなー。ファームの時給は23ドルで家賃は光熱費込みで月560ドルという日本じゃありえないバランスなんだけどなー。とまあそんなことを考えてもしょうがない、というかシャワー浴びないと。

どんどんメシを作ってどんどん音楽を流してこの家もクソ最高オマンコハウス的な状態に持っていけたらいいな。

 

 

ファーム決まった

タイトルの通り。よかったよかった。

意外とメルボルンから1時間半という近さで拍子抜け。時給制だし優良企業っぽくて一安心。

最初に連絡が来た時にその担当者の名前が今の仕事を紹介してくれたマイメンと同じ名前だったから怪しいなーとは思ったんだ。十年来の付き合いの親友と同じ名前のオージーに二個目の仕事もらうっておかしいでしょ。やはり常日頃反省をせず努力もせずただひたすらに祖先と友人と家族の幸せを願い欲を殺して「只管打坐」と思いながら暮らしていると自然と良いことも起こるもんですね。もちろん悪いこともありますが一秒前は過去ですからね。良いことも悪いことも天気みたいなものなので起これば過ぎていくものです。嫌なことが起こっても引きずらず、良いことが起こっても浮かれない。自分は大自然の一部なのだと理解すれば分かり合えない種や生きづらい環境からは離れて自分が一番のびのびと生きられる場所に行くことが紛れもなく正しい生存戦略であると感じられます。

愛している人や飼っていたペットが亡くなったとき、その瞬間からまるで世界が色を変えたように、世界を満たす空気の成分が少し変わったような、空気中の悲しみの割合が少し増えたような、そんな気がしたりしませんか?それは確かにそうですし、超悲しいしマジで「さよならだけが人生かよ」みたいなことをつい考えてしまいがちですが、逆にそこから反転させて考えてみると、今この世界だって自分にとって十分に良い空気が満たされていると、そう考えられませんか?愛している人の存在が空気中に充満していると、そう考えられませんか。そしてそれは亡くなった人や動物たちの残した愛も混ざっていて、なんてことをシャワーを浴びながら考えたりする今日この頃です。もしこれを見ているあなたが誰からも愛されていないと、もしくはそんなポジティブに考えられないくらい悲しみが自分を満たしていると思うのであれば、ぜひご一報ください。無料でオーストラリアにご招待いたします。ちょっと気を抜くと死んでしまうほどの大自然に行くと自然と「生きたい」という気持ちが湧くもんですよ。あと日本でもバイクで高速を飛ばしてるときとか湧きます。

自分が十代後半から二十代前半にかけてどうしてあんなにも鬱々としていたのかと思うと、結局は意識できている世界の狭さと欲のコントロールの下手さ、あと変な向上心だったのかな、と。「向上心のないものはバカだ」なんて言葉を座右の銘のように思っていましたが、あんな新宿の一等地の大地主の家に生まれたボンボンの言うことなんか真に受けちゃダメですよ。生まれがちげーもんな。そもそも夏目漱石の小説は文体がクソ真面目すぎて面白くないんだ。何回も挑戦して辞めてるっちゅーの。太宰治を見習えよ。数多の共感と嘲笑を生み出す生粋のエンターテイナーだぞ。畜犬談だぞ!

「やらなきゃ」とか「こうした方がいい!」なんて捨てて「こっちの方が楽しそうだな〜」って生きればいいと思うし、そうしてれば自然と必要なものは身につくと思うんですよね。まあ日本、あるいはあの東京のとんでもない数の人とその視線の中にいるとポジティブに考えるのが変なことで苦労こそ美徳、と思ってしまうのもよくわかる。だから俺は二度と東京及びその近郊では暮らしたくない。オーストラリアのあとはニュージーランドかイギリスかカナダ、またはその他の国に行きたい。多種多様多国籍の人たちと接するの、なんだかんだ楽しいのかもしれない。同僚のイギリス人は腕にめっちゃタトゥー入ってるんだけどよく見たらFFのチョコボサボテンダーが紛れててすごいよかった。メルボルンは春の気配を感じます。

All My Friends / LCD Soundsystem

www.youtube.com

 

That's how it starts 始まりはそうだな

We go back to your house 二人でお前の家に行って

You check the charts お前はヒットチャートをチェックして

And start to figure it out 見つけ出そうとしていた

 

And if it's crowded, all the better 客がたくさんいれば最高だったよな

Because we know we're gonna be up late 遅くまで遊ぶつもりだったから

But if you're worried about the weather 最初のうちお前は天気のことなんか気にしてたくせに

Then you picked the wrong place to stay 気づけば変なとこにいたりしてたよな

 

That's how it starts そうやって始まったんだよな

And so it starts そう、そうやって始まったんだ

You switch the engine on お前はやる気を出して

We set controls for the heart of the sun 二人で熱い想いを見せつけてやってさ

One of the ways we show our age 俺たちの力を見せてやるって

 

And if the sun comes up, if the sun comes up, if the sun comes up 太陽が昇ったって

And I still don't wanna stagger home まだ家に戻ってたまるかって

Then it's the memory of our betters それが俺たちの輝いていた思い出になるなんてな

That are keeping us on our feet そしてそれが今の生きる糧になるなんてな

 

You spent the first five years trying to get with the plan お前は自分勝手な計画に5年を費やし

And the next five years trying to be with your friends again 次の5年を友人関係の修復に使った

Oh, you're talking forty-five turns just as fast as you can お前は45回転レコードのように早口でまくし立てた(45回転レコードについて早口でまくし立てた)

Yeah, I know it gets tired, but it's better when we pretend 疲れるなと思ったけど逆に丁度よかったよ

 

It comes apart そしてばらばらになった

The way it does in bad films 不幸な映画みたいにさ

Except in parts たまに会う時もあったけど

When the moral kicks in つまらない大人同士みたいだったよな

 

Though when we're running out of the drugs 二人でドラッグをやっても

And the conversation's winding away 昔みたいに楽しく会話できなかった

I wouldn't trade one stupid decision でも俺はくだらない決断で

For another five years of life 次の5年を使ったりしたくなかった

 

Oh, you drop the first ten years just as fast as you can お前は10年をあっという間に過ごし

And the next ten people who are trying to be polite 礼儀正しくみたいな奴らに会ってきただろ?

When you're blowing eighty-five days in the middle of France お前がフランスで85日を過ごしてる間

Yeah, I know it gets tired only where are your friends tonight? 俺はそれが疲れるだけだって知っていた。なあ、お前の友達は今夜どこにいるんだ?

 

And to tell the truth 本当のことを言おうか

Oh, this could be the last time これが最後だからな

So here we go さあ行こうぜ

Like a sales force into the night 営業の奴らみたいにガンガン夜遅くまで

 

And if I made a fool, if I made a fool 俺が路上でくだらないことをしたって

If I made a fool on the road, there's always this いつもそうだったじゃないか

And if I'm sewn into submission 俺は服従の札が縫い付けられていたって

I can still come home to this このためにこうやって帰ってくることができるんだ

 

And with a face like a dad and a laughable stand 父親みたいな顔になって腰が曲がっていても

You can sleep on the plane or review what you said 寝不足なら飛行機で寝られるし自分の言ったことを思い返すこともできる

When you're drunk and the kids leave impossible tasks お前は酔っ払って子供も言うことを聞かないときに

You think over and over, "hey, I'm finally dead" 何度も何度も「俺はもう死んでしまった」なんて考える

Oh, if the trip and the plan come apart in your hand 夢や希望が手の中で砕け散って

You look contorted on yourself your ridiculous prop 自分自身をくだらない奴らにコントロールされて

You forgot what you meant when you read what you said 自分の言ったことや読んだもの、しまいには自分の価値まで忘れて

And you always knew you were tired, but then いつも「疲れた」とばかり考えてしまっても

Where are your friends tonight? お前には友達がいる

Where are your friends tonight? あいつらは今夜どこにいるんだろうな

Where are your friends tonight?

 

If I could see all my friends tonight 今夜すべての友達に会えれば

If I could see all my friends tonight 今夜あいつらに会えれば

If I could see all my friends tonight

If I could see all my friends tonight

 

 

職場で同僚が流してて久しぶりに聴いたらすごく胸にきたので和訳してみた。ググっても納得のいく訳も出てこなかったし。

解釈の余地がある歌詞にしているのがこの歌が支持され続けている所以なのだと思うし、そこは文学と一緒だなと。なのでこの訳はかなりざっくばらん。少しでもこの曲が好きな人の参考になればいいな。クラブ遊びをしていた友人との離れていく関係、そしてそれでも見捨てずに友人としてまたあんな風に遊ぼうぜ、と思っている主人公という解釈。そしてその友人が離れていく姿を時系列で話していく、という流れで訳してみた。

本当に遊びたい親友たちが日本にいると、すごくこう胸にくるってなもんです。オーストラリアにもそんな友人ができればいいと思うけど、2年後には日本に帰ってるからなーって思ってしまう。こちらでの生活は一期一会的なスタンスになりがち。なんてこと言いつつ今夜はパーティーでDJなのでそれはそれで全然楽しみ。

グレートオーシャンロード一人旅

グレートオーシャンロードに行ってきた。初日は仕事が終わってすぐに出発。途中のGeelongという街で夕飯を取ることに。今回の旅はすべてをその場の気分で決めることにしていた。

雰囲気の良い老舗のようなピザ屋に入ってゆっくりと夕食を食べた。メルボルンから離れて田舎になると、お店も空いているしのんびりしていて居心地が良い。最近働き出したであろう女の子が、マネージャー風の男性に見守られながら俺の接客をしてくれた。おどおどしながらも頑張っていた。「これからも頑張ってね」と思ってチップをあげてみた。少しでも励みになれば嬉しい。一期一会。

Geelongを抜けるとすぐにグレートオーシャンロードに入った。(この海岸線を走る道は全長が240kmもある。)しかしいかんせん夜で何も見えない。街灯がまるで無いからだ。オーストラリアのそういうところ、アタシ嫌いじゃないよ…

 

1時間ほど走ると海岸沿いの駐車場があったので、そこに車を停めて降りてみると、空が数え切れないほどの星で満たされていた。それは本当の星空だった。満天の星たちはまるで家の天井のように、すぐそこにあるような錯覚を引き起こす。そしてその真ん中を天の川が横切っていた。

以前グランピアンズという山でも同じようなすごい星空を見た。そのときにも思ったこと。それは去年亡くなった愛犬のこと。俺はそこで彼女の存在を強く感じることができた。遠い遠い彼方で俺を見守ってくれていた。だから俺は彼女に逢いたいと思ったときは、星空の下に行くことにしている。「また逢えたね」と思い、ゆっくりとその時間を噛みしめた。

その日はそのまま彼女のぬくもりを感じながら、星空に包まれて寝た。(公共の場での車中泊は見つかると罰金を取られるんだけど)

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不思議な夢を見た。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の世界に飛び込んだような夢だった。非常に個人的な、家族にも関係することなのでここには書けないけれど。そんな嘘みたいなことが自分の人生に本当に起こるんだな、と驚いた。 

 

翌朝、目を覚ますと目の前には綺麗な夜明けの海が広がっていた。起きるのが憂鬱ではない朝はなんて素晴らしいのだろう。

さらに西へ走り、休憩も挟みつつ目的地である12 Apostlesに着いた。ここはグレートオーシャンロードでも一番有名な場所。波や風による侵食によってできた巨石群。その圧倒的なスケールと海の美しさは本当に言葉にできないものだった。しかし12と言いつつ実際には9つしかないらしい。ちょっと盛っている。

 

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この景色を眺めていたらなんとなく龍安寺の石庭を思い出した。あれもまた非常に独特な日本の美を感じられる所だと思う。日本人は小さく細かい表現に長けている。

日本に変換したり、日本との比較をよくするが、そのたびに自分が日本人であることを痛感させられる。生まれ育った環境や、受けてきた教育というのはなかなか無視できるものではない。これも海外生活で学んでいること。もし自分がまっとうな教育を受けてこなかったとしたら、オーストラリアで粗悪なドラッグにはまって、もしくは大自然の中で不慮の災難によって死んでいただろう。知識というのは本当に生きるための道具だ。

 

その後はグレートオーシャンロードのほぼ西の端、Port Campbellという小さな街で海を眺めながら昼食を取った。一人なのに思わず笑みがこぼれてしまうほどに平和を感じるひとときだった。

そしてエメラルドグリーンの海を眺めながら来た道を引き返し、オーシャンビューのホテルに泊まった。数ヶ月ぶりの湯船(ジャグジー付き)をのぼせるほどに堪能し、またしても天の川をゆっくりと眺めることができた。労働の対価として手に入る金銭の為せる技を噛みしめずにはいられない、とても贅沢な一夜だった。

次の日は翌日からの仕事に備えたかったので、ホテルを出てまっすぐ家に帰ってきた。

 

一人で旅をしていると「ああ、今ここに気の合う仲間や恋人や家族がいれば」と思うことはある。しかし大自然の中で孤独を感じるということはない。それはきっと沢山の生命に包まれているからだと思う。「孤独は雑踏の中にある」とよく言うけれど、それは本当にその通りだ。太陽に照らされ、風に吹かれ、木々は揺れて鳴り、鳥や虫たちの声に包まれているとき、そこにいったいどんな孤独があるというのだ。

今見ているこの素晴らしい景色が、自分の本当の財産になる。そう思わせてくれる場所を探してまた生きていこう。

 

なんだか今日はずいぶんと文章が硬く、これでも推敲なんてものをして書いているのだけど、それは完全に最近Kindleを買って久しぶりに本を読んでいるからだろうな…